山本文緒さんの「アカペラ」を読みました。
苦しみ抜いた日々から
再生を果たした著者が贈る、
あなたの心を温める珠玉の物語。
無職で病弱な弟と暮す50歳独身の姉。
20年ぶりに
田舎の実家に帰省したダメ男。
じっちゃんと二人で生きる
健気な中学生。
人生がきらきらしないように、明日に期待し過ぎないように、
静かにそーっと生きている彼らの人生を描き、
温かな気持ちと深い共感を呼び起こす感動の物語。
6年ぶり、待望の小説集にして最高傑作!
出版社 / 著者からの内容紹介
初めて読む作家さんです。
知らないで借りたのですが直木賞受賞の作家さんでした。
「アカペラ」「ソリチュード」「ネロリ」の三篇があります。
私が一番好きなのは「ソリチュード」かな…
どの話も家族をテーマにしてるのだけど
なんだかちょっとピンとこなくて…
私がおもしろいと思う本の基準って何だろうってちょっと考えてしまいました。
まず話が面白い(笑えるというのではなくて)のが一番で、
次が惹かれるキャラクターがいる。
重い話でも笑える要素がある。
そしてラストが悲しいだけじゃない。
こんなところでしょうか(^^;
そりゃあ読みやすい文体とか、引き込まれる書き方とかありますが
好きな作家さんでもダメな場合もあるし、ねぇ…
山本文緒さん、他にも探してみよう。
もっと私に合うのがあるかも知れません^^
話は変わりますが、読んだ本を写した写真が
ブログのフォルダの中でちょうど100枚になりました。
フォルダに入れるようになるまでの写真が28枚あります。
今までは読んでもすぐに(内容など)忘れてしまう事が多かったんですが
これらの写真をみると、けっこう思い出せるものですね。
フォルダ2を作ってどんどん増やしていくぞー^^