小春日記

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梶よう子「みちのく忠臣蔵」

梶よう子さんの「みちのく忠臣蔵」を読みました。
d0045063_22281745.jpg日本橋の高札場で、元盛岡藩士が切腹した。
背景には、盛岡・弘前両藩の
二百数十年にわたる確執があるらしい。

旗本の嫡男・神木光一郎は、
盛岡出身の剣豪・相馬大作と親交を深めるうち、
大藩の存亡にかかわる真実を知ることとなるが…。
               「BOOK」データベースより

「一朝の夢」の作者の新しい作品が新刊の棚に並んでいたので借りてみました。

「一朝の夢」の主人公もそうでしたが、この作品の主人公、光一郎も
熱血漢とは程遠い人間です。
それでも事件にかかわっていくうちに成長していく姿は
なかなかここちよいものがあります。


特に相馬に対する盛岡藩の冷たい態度に
義憤を感じた光一郎が
単独で盛岡藩の家老に会う場面は
どきどきもしたし、ほっともしたし…^^


史実にどれだけ忠実なのかはわかりませんが
いくつかの歴史的事実に思いをはせ
人物を作り上げ、話をふくらませてできあがる時代物作品。


とても楽しく読みました^^
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by koharu1002 | 2009-07-29 22:53 | こんな本、読みました

初、発熱

みぃが熱を出しました。
「熱があるんやけど…」と娘から電話が。

そう言われてもどうする事もできないばばなんですが
とりあえず聞いてほしかったみたい(^^;

婿さんは泊勤務で心細かったようです。

夜間だったのですが
病院に電話をしたら「連れてくるように」と言われたらしく
診察を受けて薬と座薬をもらったそうです。

元気な時でもひたいをさわられるのを嫌がっていたみぃは
熱を下げようとおでこに乗せた冷たいタオルを嫌がって
ギャン泣きしたそうです。
あらあら…

でもまあ、慣れたんでしょうね、
次の日、こんな写真を送ってきました。
d0045063_22265998.jpg

ま、こんな写真を送ってくるんだから
新米ママも落ち着いたんでしょう^^


熱が下がってから発疹がでたので
「突発性発疹」だとわかり一安心。


これからもこういうこといっぱい起きますよね。
頑張れっ、新米ママさん^^
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by koharu1002 | 2009-07-27 22:32 | 日記

北村薫「鷺と雪」

北村薫さんの「鷺と雪」を読みました。
d0045063_23221396.jpg帝都に忍び寄る不穏な足音。

ルンペン、ブッポウソウ、ドッペルゲンガー…。

良家の令嬢・英子の目に、時代はどう映るのか。

昭和十一年二月、雪の朝、運命の響きが耳を撃つ―。
               「BOOK」データベースより)

新刊の棚で見つけたので借りました。
借りている間に「直木賞」を受賞されました。
「なんてラッキー」と思いました。
受賞後は一気に予約が増えますからね^^

でも、ですね、
これって続きものだったんですね(^^;

第一作も続編も読んでないので
主人公の英子令嬢とそのお抱え運転手のベッキーさんの
魅力が全然わからないんです(><)

なんてこと…

おまけに文章が抒情的というか、観念的というか…


謎ときはけっこう面白く読んだのですが
全体にそういう印象を持ってしまったので
残念ながらあまり楽しめませんでした(TT)


やっぱ不精はよくありませんね(^^;
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by koharu1002 | 2009-07-26 23:37 | こんな本、読みました

山本一力「梅咲きぬ」

山本一力さんの「梅咲きぬ」を読みました。
d0045063_834828.jpg時代は宝暦年間、
深川の老舗料亭「江戸屋」―。

女将秀弥と娘玉枝の
波瀾の人生を描く人情時代小説。
                   「BOOK」データベースより

山本一力さんの作品にはよく登場する「江戸屋」の女将、
秀弥が主人公です。

4代目秀弥となった玉枝の人生がとても丁寧に描かれています。

玉枝をとりまく人々もいいですね。

3代目秀弥。
もちろんお母さんです。
4代目を継がせるべく厳しく女将としての心構えを仕込みますが、
母親としての愛情もそこかしこにあらわれています。

踊りの師匠の春雅とその夫の福松も
玉枝の人生に深くかかわっています。

しかし、幼い頃の玉枝は
子どもとしてはできすぎではないですか?(^^;

秀弥たちの躾の賜物だと言われればそれまでですが…


この作品のラストあたりに
「損料屋喜八郎」に出会っているはずで
秀弥さんには幸せになってもらいたいと思うばかりです^^
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by koharu1002 | 2009-07-23 09:10 | こんな本、読みました

見えました、部分日食!

何の準備もしてないのに
(今日は仕事が休みで時間があるから)日食が見られたらいいのになぁ~
なんて思ってました(^^;

でも今日の空はどんよりと曇ってます。

昨夜、娘とみぃが泊まりました。
朝、娘が自分の車を近くの駐車場にとりに行った時、
預かったみぃがぐずりだしたので
仕方なくベランダへでて娘の車が通らないかと見てました。

ちょうど日食が始まった頃だったので
何気なく空を見ていたら
厚い雲の向こうに月に隠れた太陽が見えました^^

まるで三日月のようでした。

うわぁ、と思わず声がでました。

しばらく見ていたら娘が車を止めてでてきたので
「上、うえ~」なんて…(笑)

見られるとは思っていなかったので嬉しかったです^^
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by koharu1002 | 2009-07-22 19:02 | 日記

道尾秀介「鬼の跫音」

道尾秀介さんの「鬼の跫音」を読みました。
d0045063_21395960.jpg心の中に生まれた鬼が、
私を追いかけてくる。

―もう絶対に
逃げ切れないところまで。

一篇ごとに繰り返される驚愕、そして震撼。

ミステリと文芸の壁を軽々と越えた期待の俊英・道尾秀介、
初の短篇集にして最高傑作。
                   「BOOK」データベースより

新刊の棚で見つけたので借りてみました。

「鈴虫」「(ケモノ)」「よいぎつね」
「箱詰めの文字」「冬の鬼」「悪意の顔」の6編の短編集です。

多分、好き好きでしょうねぇ、この手の作品は。
軽くホラーでミステリーでサスペンスで…

そんなにドロドロおどろしく(?)はないので
さらさらと読めますが、
特別新しい感じはありません。


私的には一番短い「冬の鬼」が
一番気持ち悪かったかな(^^;
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by koharu1002 | 2009-07-20 21:57 | こんな本、読みました

乙川優三郎「霧の橋」

乙川優三郎「霧の橋」を読みました。
d0045063_2134990.jpg迫りくる黒い陰謀の影!
刀を捨て商人になった男の
身に蘇る武士魂。

時代小説大賞第七回受賞作。
               「BOOK」データベースより

「恋細工」のあらすじをコピペしようと見ていたAmazonのページで
この作品を偶然見つけ、気になって借りてきました。

初めて読む作家さんでしたが私好みでとっても良かったです^^

実は
第一章から第二章に読みすすめた時、
急に状況がかわったので
「あれ?短編だったけ?」などと思ってしまいました(^^;

これも「手のひら、ひらひら」と同じように
第一章で起きる事件が
最後の章にかかわってくるんですよね。


途中、主人公の敵役となる勝田屋の彦次郎や善三や角屋が
案外簡単に三右衛門と惣兵衛の計略に
ひっかかったもんやなぁ…とは思いましたが(^^;


それにしても人の心の動きを描くのがとてもうまいと思います。
特に惣兵衛とおいととの心のすれ違いは
読んでいる私もはらはらさせられました。


他の作品も読みたいです。
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by koharu1002 | 2009-07-17 22:21 | こんな本、読みました

豪勢!ふぐ御膳

娘と娘の旦那と私と(もちろんみぃも)で
JRの「日帰りグルメきっぷ」で臼杵にいって
ふぐ料理を食べてきましたぁ^^
d0045063_1855385.jpg

お料理はふぐ刺し、胡麻豆腐、たこの酢味噌、ふぐしゅうまいに、鮎の塩焼き、
唐揚げ、豚の角煮と冬瓜の煮物、ふぐ雑炊、デザートはすいかでした。

いやー美味しかったぁ^^

ふぐなんてめったに食べないもんなぁ…


JRの切符を含めて¥6800。


ちょっとした義理でのお付き合いでしたが
たまにはこんな贅沢もいいやな^^



+++++++++++++++++++++++++++



(たぶん)このブログを始めて2回目の衣替えをしてみました。
気分も変わってイイカンジ^^
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by koharu1002 | 2009-07-15 18:17 | 日記

西條奈加「恋細工」

西條奈加さんの「恋細工」を読みました。
d0045063_201639100.jpg一匹狼の職人・時蔵と
女だてらに細工師を志す
錺工房の娘・お凛。

周りと打ち解けず、
独り黙々と細工に打ち込む
天才肌の時蔵に振り回されながらも、
お凛は時蔵に惹かれていく。

そして、反発し合っていた二人の心が
銀細工を通じてかさなった時、
天保の改革で贅沢品が禁止された江戸の町に
活気を取り戻す、驚天動地の計画が動き始めた…。

若い男女の哀しく切ない恋模様を描く本格時代小説。
                    「BOOK」データベースより

この作品も新聞の紹介欄で見かけて
新刊の棚で見つけたので借りました。

これはとても良かったです。

まず登場人物が個性があっていい。

女は職人になれないのを承知で
錺職の技をみがき意匠を考える主人公の凛。

凛の幼馴染で江戸の町で誰よりも早く新しいもので
自分を装うお千賀。
今で言えばファッションリーダーですね。

天才肌で素晴らしい技術を持つが
無口で無愛想で誰ともなじもうとしない時蔵。


読みやすいし話も面白いんだけど
ラストがちょっと切ないんですよねー

でもとてもいい作品でした。





ところで、最近読む時代物は
何故か同じような時代だったりします。

「享保の改革」「寛政の改革」「天保の改革」。
どれも幕府の財政を立て直そうとして行われた改革。
でもその改革によって庶民の楽しみが奪われたりしています。

そんな時代に人々がどうたくましく生きたか、を描いたら
面白い話が産まれるのかもしれませんね。
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by koharu1002 | 2009-07-13 21:18 | こんな本、読みました

木村祐一「ニセ札」

木村祐一さんの「ニセ札」を読みました。
d0045063_2323573.jpg昭和20年代。

山間の小さな村で
小学校の教頭をしているかげ子は、
多くの村民から慕われていた。

ある日、かげ子は
かつての教え子の大津から
新千円札のニセ札づくりをもちかけられる。

けんもほろろに大津を追い返したかげ子だったが、
村の名士である戸浦に説得され、心が動く。

かくして、村ぐるみの一大ニセ札づくりが始まった―。

日本史上最大のニセ札偽造事件を題材に、
カネに翻弄される人々の姿を通して、
現代社会にも通じる「本当に価値あるものは何か?」を
痛快に描きだした傑作小説。
                   「BOOK」データベースより

新刊の棚で偶然に見つけたので借りてみました。
木村祐一さんはお笑い芸人。
でも私はお料理をする木村さんしか見た事はないです(^^;

で、作品ですが…

170頁に足りない頁数、紙は厚く活字は大きく行間は広く、
きっとそう内容はないんだろうなぁ、が第一印象。

でもって第一印象通り、たいした内容はないです。

なんだか小説のあらすじを読んだ感じの作品ですね。

何人かの登場人物がいますが
これといって掘り下げて書かれた人はいなかったように思います。

上記のあらすじでは
かげ子が中心のように書かれていますが
全般はニセ札作りグループの犯人の一人、
「花村写真館」の花村の
独白のように書かれています。

花村が主人公だと思いながら読んでいたんですが
そうではなかったんですね。


自分で小説が書けるわけではないので
こんな事いうのもおこがましいかも知れませんが
有名人って言うだけで
単行本にはなる映画にはなる…

なんだかなぁ…




でした、チャンチャン(--;
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by koharu1002 | 2009-07-11 23:16 | こんな本、読みました