小春日記

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お世話になりました。

今年も一年、いろいろありましたが
皆、元気に年を越せそうです。

来年もどうぞよろしくお願いいたします^^


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by koharu1002 | 2008-12-31 19:43 | 日記

長岡弘樹「陽だまりの偽り」

長岡弘樹さんの「陽だまりの偽り」を読みました。
d0045063_9414975.jpg物忘れのひどくなってきた老人が、
嫁から預かった金を紛失。
だがこのことで、
老人は同居している彼女の
気持ちに触れる―表題作。

市役所管理の駐車場で
人が転落死した。
事件は役所内の人事に
思いもよらぬ影響を与えた―「プレイヤー」。

日常に起きた事件をきっかけに浮かびあがる、
人間の弱さや温もり、保身や欲望。

誰しも身に覚えのある心情を巧みに描きだした5編。
2008年度日本推理作家協会賞受賞作家のデビュー作、待望の文庫化。
                      「BOOK」データベースより

この作家さんも初めて読む作家さんです。

「陽だまりの偽り」「淡い青のなかに」「プレイヤー」「写心」「重い扉が」の
五編からの短編集です。

どの作品も、あるきっかけから行動が危ない方へと傾いていきます。

「陽だまりの偽り」では
嫁から預かった孫へのお金を入れたポーチを
うっかり置き忘れた主人公が「ぼけた」と思われるのが嫌で
交番に「ひったくられた」と訴える。
つじつまが合わずに「狂言」がばれたと思った主人公は
自分が語った犯人像を
自分で実行して「本当の事」にしてしまおうと考える。


私が特に好きなのは「重い扉が」です。

高校生の克己は図書館での勉強の帰りに
不良たちにからまれお金を盗られる。
一緒にいた友達は抵抗して暴力をうけ意識不明の重体になる。

モンタージュに似た男が逮捕され、
克己に証言させようとするが
克己は店の倉庫にこもってでてこようとしない。
何故か?

家族とはいっても皆いろいろな立場もあるし
考え方も違います。
反発しているように見えて実は思いやっていたりします。
いい話でした。




この作家さんも他の作品が新聞の書評にに載っていました。
「傍聞き」という作品です。
市の図書館にはおいてなかったので
県の図書館に予約しました。
読むのが楽しみです。
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by koharu1002 | 2008-12-29 10:38 | こんな本、読みました

「東京ソナタ」

東京ソナタ」を観てきました。
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所謂、家族再生の話なんですが
その再生に至るまでの経過がすごい…(^^;

リストラされて、それを家族に言えないお父さん。
米軍の軍隊に入ろうとする長男。
反対されて、給食費を使い込み
こっそりピアノを習う二男。
バラバラの家族をつなぎとめようと頑張るお母さん。


お父さんの壊れていく様子も怖いけど
強盗とともに家出し、
何事もなかったかのように戻ってくるお母さんって…


ネタばれになるけど…

お父さんが再就職した職場(ショッピングセンターの清掃員)で
トイレに置き忘れた現金の束入りの封筒をネコばばしようとして
偶然にお母さんと会ってしまいます。
「違うんだ、違うんだ」と叫びながら逃げるお父さん。

ガードレールの下で交通事故にあいます。
ひき逃げです。
倒れたお父さんの上に落葉が吹きさらされて積もっていきます。

そのシーンを見て「やりきれんなぁ…」と思った私。

ところがどっこい(死語?)次の日お父さんはむっくりと起き上がって
(「えぇーっ!!」)
それこそ何もなかったかのように家に戻ります。

お母さんも戻っています。

三人で普通に朝食を食べます。


ものすごい乱暴だとは思うのですが
こんなインパクトのある再生のドラマは初めてです。


そしてラストのシーン。
天才的な才能をもった二男のピアノ演奏。
これがなかなか心にしみるんです。



いやーあっという間の二時間でした(^^;
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by koharu1002 | 2008-12-27 23:56 | 映画のハナシ

帚木蓬生「閉鎖病棟」

帚木蓬生さんの「閉鎖病棟」を読みました。
d0045063_235498.jpg異常の烙印を捺され
社会から肉親から隔絶されたまま
流れ流れる果てしない時間が
突如として破られた…。

とある精神病棟。
殺人事件。
熱い血と熱い涙。
感涙を誘う長編。
                      「BOOK」データベースより
本屋さんに文庫が平積みしてあって
表紙裏のあらすじを読んで読みたいと思って図書館で借りました。
なのに実は全然この作品の内容を把握していなかったようで
読みながら「ん?こんなのだっけ?」と…(^^;


でも読んでよかったと思える作品です。

物語の中心は精神病院の病棟です。
開放病棟と呼ばれる比較的軽い精神障害の患者の病棟です。

一口に精神病院に入院していると言っても、
症状も違えば、もちろんそこに至るまでの経過も人それぞれです。

そして私が思っているよりもずっと
普通の生活をしています。
(こんな書き方が適切かどうかはわかりませんが…)


そういう普通の生活の中で事件は起こります。

通院患者で病棟のアイドル的存在だった中学生の島崎由紀が
覚醒剤中毒で措置入院(ただちに入院させなければ、
精神障害のために自身を傷つけ、
または他人を害するおそれがある)していた男に乱暴されたのです。

由紀は義理の父親に性的虐待を受け
そのために精神を病んでしまいました。
しかし由紀の心の傷は解放病棟に入院していた
秀丸さんやチュウさんたちと触れ合う内に癒され立ち直りを見せ始めていました。
それなのに…


悲しいけど少し温かくて不思議な雰囲気の作品でした。



「解放病棟」での話なのに、なぜ「閉鎖病棟」というタイトルなのか…
たぶん、文中のこの部分が表しているのではないか、と思います。

・・・本当はみんな退院を心から待ち望んでいるのにできない。
ここは開放病棟であっても、その実、
社会からは拒絶された閉鎖病棟なのだ。・・・
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by koharu1002 | 2008-12-26 23:41 | こんな本、読みました

☆ merry Christmas ☆

素敵なクリスマスをお過ごしですか?

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我が家の玄関の靴箱の上はクリスマス仕様になっております。
今年新しく仲間入りしたのは白いポップカードと
小さなクリスマスツリーです。
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by koharu1002 | 2008-12-24 22:20 | 日記

桂望実「平等ゲーム」

桂望実さんの「平等ゲーム」を読みました。
d0045063_22472060.jpg瀬戸内海に浮かぶ「鷹の島」。
そこでは…島民1600人が、
全員平等。

現代社会の
歪みを是正するために生まれた、
究極の楽園。

人々は、嫉妬や私欲にかられることなく、
何不自由ない豊かな生活を約束されている。
まさに、天国。の、はずだった―。
                          「BOOK」データベースより

桂さんの作品は2冊目です。
新聞の書評欄に載っていて、本当はこの作品を読みたいと思ってました。

主人公の耕太郎は34歳。
産まれも育ちもこの「鷹の島」。
4年毎に行われる抽選で、普及班勧誘係の仕事についた。

1600人の島民が何らかの理由で欠けた場合、
移住希望の人間を抽選し、
抽選に当たった人間の身辺調査をし、
移住を手助けするのが勧誘係の仕事だ。

心から「鷹の島」の平等を愛し、ユートピアだと信じる耕太郎。



耕太郎は勧誘係になっていろいろな人と接する内に
人は様々な考えを持つ事を知ります。
それは島育ちの耕太郎には信じられない事もあります。

ところがある日、耕太郎の姉の一言で
「鷹の島」の平等の理念とはうらはらな
耕太郎には理解できないいびつな影を見つけてしまいます。

耕太郎はその影を一掃し、
さらに平等になるようにと改善案を提案しますが、
その提案は島民の反対多数で否決された上に
耕太郎の追放要請が出されてしまいます…



本当の平等って何だろうって考えてしまいましたね。
同じ仕事をしていても皆が皆、同じように働けるわけじゃありません。
その仕事が苦手な人もいれば得意な人もいる。
うまくできるのにさぼりたがる人もいる。
生産性が明らかに違う事もありますよね。

それなのに手にするお給料は一緒、って
やっぱりそれって平等なのかなって思ってしまいます。

それと徒競争の話。
徒競争でみんなで手をつないでゴールするって…
そんな競技ならする必要はない気がします。
勝負のつかない試合なんてつまらないじゃないですか、ねぇ(ーー;


いろいろと考えさせてくれる一冊でした。


しかし、耕太郎をもっと若く設定できなかったのかなぁ…
34歳でこんなだとどうも、ねぇ…
ま、34歳でこんな考え方しかできないところが
閉鎖社会の怖さ、なのかも知れませんね(^^;
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by koharu1002 | 2008-12-23 23:48 | こんな本、読みました

トーキョーあれこれ その二

ズームインとローソンとのコラボ企画でおにぎりを発売していました。
TVで見てて関東地方の焼きおにぎりが食べたいと思ってました。
ホテルに帰る前に立ち寄ったローソンで
d0045063_224519.jpg一個だけあるのを見つけました。
嬉しかった~^^

っても味は普通の焼きおにぎりでしたが…
後ろのお茶もこちらでは
見かけないバージョンだったので
一緒にパチリ^^


これは二日目に泊まったホテルの朝食バイキング。
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本当は一日目のホテルの方がすごかったんだけどな(^^;
携帯を部屋に置いたままだったので写せなくて残念!
パンの種類だけで15種類以上あったし、
オムレツの中身は4種類だったし…


二日目は長男が澄んでいる横浜に行きました。
で、夕飯は中華街へ。
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食事はコースで注文。
けっこういろいろあって美味しかったしお腹いっぱいになりました^^


よそで食べる食事は何だって美味しいわぁ~



日曜日に空港でお土産をいっぱい買って帰ってきました。
楽しかったなぁ~^^
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by koharu1002 | 2008-12-22 22:16 | 東京旅行 その2

トーキョーあれこれ その一

この時期ですから、あちこちできれいなイルミネーションを目にしました。
泊まったホテルにもツリーが。
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両端がそれぞれ京王プラザホテル、横浜ベイビューホテルタワーのツリー。
真ん中が東京タワーの。

東京タワーのイルミネーションとタワー前のミニタワー。
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東京タワーは50周年だそうです。
お友達^^


浜離宮公園そばの歩道に咲いてた三色すみれと葉牡丹。
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花の少ない時期にほっとしますね。

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銀杏とさざんか(八重咲き椿?)
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植物は散ってもきれいですね。


駅でみつけたコインロッカー。
可愛いです。
他に子犬などもありました。
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次は食べたものをアップします^^
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by koharu1002 | 2008-12-21 18:35 | 東京旅行 その2

道尾秀介「骸の爪」

道尾秀介さんの「骸の爪」を読みました。
d0045063_20262716.jpgホラー作家の道尾は、
取材のために訪れた瑞祥房で、
口を開けて笑う千手観音と
頭から血を流す仏像を見た。

話を聞いた真備は、
早速瑞祥房へ向かう。
20年の時を超え彷徨う死者の怨念に真備が挑む、シリーズ第2弾。
                    「MARC」データベースより
初めて読む作家さんでしたが、なかなか面白かったです。

日頃接することのない仏像を造る側の話で
興味深いものがありました。

なかなか事件が起きないので
はじめはだらだらと読んでいました。
この部分でゆっくりじっくり考えながら読んでいけば
もしかしたら真備のように事件の真相にたどり着けたかも知れない
などと錯覚してしまうような種明かしでした。

でもそれは事件が単純だというわけではありません。

事件の真相はそれほど特異性のあるものではなかったのですが
だからこそ、事件の傍らにいる人々の思い込みや思い違いで
事件自体が膨らんでいく様がよく描かれていたと思います。

後半は小さなどんでん返しを繰り返すので
飽きないでどんどん読めましたね。


ただラストは悲しすぎます。


内容紹介にもあるように、この作品は第2弾なんですね。
最近、こういう事が多いです(^^;
次は最初の本を読みたいです(笑)
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by koharu1002 | 2008-12-19 20:28 | こんな本、読みました

浜離宮恩賜公園

汐留駅から歩いて浜離宮恩賜公園へ。
ここは徳川家の別邸だったそうです。

ビルが立ち並ぶ中にこんな広い敷地の公園がある事が驚きです。
いろんな意味で東京はすごい…
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大手門橋と中島の御茶屋。
中ではお抹茶とお菓子がいただけるようでしたが…

中島の御茶屋は潮入の池に浮かんで(?)います。
潮入の池とは、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるのだそうです。

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富士見の丘(そんな名前だったような…)と水門。

この石段を上るとせまい台座のようなところにでます。
「ここへ登れば富士山がみえたのかなぁ?」
そう長男に言うと「方向が違うでしょ」とにべもない言葉(--;

この水門で海水を取り込むのですね。
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向こうに見えるビル群と自然があふれる公園の様子が対象的ですね。

右は「三百年の松」です。
六代将軍家宣が庭園を大改修したとき、
その偉業をたたえて植えられた松だそうです。
こんな立派な松にはなかなかお目にかかれませんね。



季節がよければきれいな花がたくさん咲いているそうです。
今度は桜の季節に来たいです^^
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by koharu1002 | 2008-12-18 20:31 | 東京旅行 その2