小春日記

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映画「ぐるりのこと。」

映画「ぐるりのこと。」を観にいきました。
d0045063_21563544.jpg
翔子は決めた事は
まもらなきゃいけない、と主張する
生真面目な女性。
しかし、誕生を楽しみにしていた
子どもを失った翔子はだんだん心が壊れていきます。

唐突に子どもの位牌を写す事で
子どもが死んだ事を(観客は)知るのですが
何故、子どもが死んでしまったのかは(何か月でどういう理由で)わかりません。

それは翔子が壊れていく一つのきっかけにすぎないので
あまり重要視しなかったのでしょう。

だんだん壊れていく様はみていて痛々しかったです…



でも夫が救ってくれます。

壊れていく過程の中でも、夫はさりげなく妻に優しさをみせます。
口数は多くはありませんが、誠実さを感じます。

妻は閉じ込めていた感情を爆発させた時、
やっと夫の愛情を感じるのです。



「好きだから……一緒にいたいと思ってるよ」

なんて素敵な言葉でしょう…



映画が終わってエンドロールが流れだしても
席を立つ人がいませんでした。
みな映画の余韻にひたっていたのではないかと思います。

とても素敵な作品でした。





余談ですが、こう言っちゃ失礼ですが
リリーフランキーさんがこんなに演技ができると思ってませんでした^^
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by koharu1002 | 2008-07-31 21:47 | 映画のハナシ

映画「クライマーズ・ハイ」

友達と「クライマーズ・ハイ」を観てきました。

原作と同じように緊張感にあふれた作品になってました。
でも2時間半ではやはり説明しきれないものがあったような気がします。

やはり原作と映画は別物と考えた方がいいんでしょうか。

今回は「相棒」のように結末が違うなんて事はないのですが…

悠木は若い頃、新米記者を死なせています。
それが深い心の傷になっているのですが、
映画では描かれていません。

映画では、御巣鷹山の事故現場に事故直後に入山した若い記者が
精神を病んで交通事故にあって死亡するという表現があります。
これって原作にあったかなぁ…

これってとてもよくわかる(不幸な事だけど)ありそうな出来事だと思うんです。
ところどころそういった原作にはないエピソードがあったような気がします。

映画には映画の表現があっていいはずだし、
(あまりかけはなれたものだと困るけど)
映画しか見ない人には十分素晴らしい作品だと思います。

私としては(今まで読んだ)横山作品の中で一番好きな作品なので
いい映画になっていて嬉しかったです。



もう一度原作を読みなおしてみようかな^^
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by koharu1002 | 2008-07-30 23:19 | 映画のハナシ

「孤宿の人」

宮部みゆきさんの「孤宿の人」を読みました
d0045063_2372348.jpgそれは海うさぎとともにやって来た!

讃岐国丸海藩―。
この地に幕府の罪人・加賀殿が
流されてくることに。

海うさぎが飛ぶ夏の嵐の日、
加賀殿の所業をなぞるかのように
不可解な毒死や怪異が小藩を襲う…。
                     「BOOK」データベースより

これを読んで宮部みゆきという作家さんはなんてすごいんだろう、と思いました。

話は四国の小さな藩、丸海藩の藩医「匙」の娘琴江が
自宅で毒殺されるところから始まる。
琴江はだれにでも公平で親切な娘だった。

琴江の毒殺は
不幸な生い立ちの少女ほう、
女だてらに引手の見習いをしている宇佐、
琴江にほのかな恋心を持っていた
町役所の同心、渡部一馬の人生を大きく変えてしまう。

丸海藩は、幕府の元勘定奉行加賀殿を流人として預かる事になっていた。
加賀殿は妻と子どもを毒殺し、
勘定方の側近三人を切り捨て、捕えられたのだ。
お上は加賀殿の処置に困り、丸海藩へ幽閉する事にした。

加賀殿を預かること、それには失敗があってはならなかった。
もし失敗すれば藩のおとりつぶしにつながりかねないからだ。

琴江を殺した犯人はそれを知っていて
この時期に事件を起こした。
そして犯人の思惑通りに、琴江は病死扱いされ、
目撃者は何人もいるのに罪を咎められる事もなかった。

その目撃者の一人はほうだった。
ほうは阿呆のほうと呼ばれていた。
少し知能に遅れがあった。
しかし、素直で純粋であった。

純粋であったために、琴江の死を、犯人の悪意を
ないものにできず大騒ぎをしてしまう。
そのためにほうは奉公先であった
琴江の生家、井上家から追い出されてしまう。



ここまで書いて「これってあらすじじゃん」と…(^^;


今だって理不尽だって思うことはありますが、
この時代はさらにそういう事が多い気がします。

ほうの人生、宇佐の人生、渡部一馬の人生…
それぞれの人生が自分と愛する人のためだけにあったら
どんなに良かったでしょう。



明るい楽しい話ではありませんが
面白さに引き込まれてずんずん読んでしまいました。
ずんずん読んで、読み終わってしばし放心しました。

宮部さんてほんとすごいです。
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by koharu1002 | 2008-07-28 23:15 | こんな本、読みました

うーん…

最近、ちょっと体調が良くないので病院にいきました。
一種の冷房病だと思うのですが
汗をかいているのに
びっくりする位、身体が冷たいのです。

こういうのって何科にかかればいいのかわからないので
とりあえず総合病院へ。
そこの受付で「総合内科」を受診するように言われました。

病院に着いたのが9時少しすぎ。
総合内科で呼ばれたのはけっこう早かったので
「へー意外と早いじゃん」とか思ったら
なんのことはない、総合内科の部長先生は
私の話を聞いてちゃっちゃっとカルテに記入したら
「消化器科へ行って」って。

そこから待たされる待たされる。

病院で待つのは当たり前のようには思ってます、が
呼ばれるはずの消化器科では
なかなか患者さんを呼ばないから
順番がまわってくるわけもない(--;

11時を過ぎても呼ばれないので
1時に約束があったので、看護師さんに
「あとどの位待てばいいでしょうか?」と聞いてみた。

看護師さんは親切な人で
調べてわざわざ教えにきてくれた。

(ものすご~く申し訳なさそうに)「すみません、前にまだ6人待っていらっしゃって…」
「えーっ6人?(絶句…)」
一応事情を話して、また今度にします、と言うと
「ちょっと相談してきます」と診察室に。

すでに11時半をすぎていたので
これから6人待っていたら1時をまわるのは確実です。
どうしても抜けられない用だったので
また今度にしようと思いました。

でもしばらくしたら呼ばれる予定ではない診察室から呼ばれました。

急いで診察室に入ると、先生がすでに待っていて
「どうありますか?」と。
少し話をして触診をされて
「どうしますか?これから検査ってわけにもいきませんよね?」と。

私もいますぐどうこうって症状でもないので
「もう少し様子をみてみます」と…

これで診察終わり。

820円を払って帰ってきました。

行かなきゃよかった… (--
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by koharu1002 | 2008-07-23 20:27 | 日記

「あの日にドライブ」

荻原浩さんの「あの日にドライブ」を読みました。
d0045063_2315273.jpg元エリート銀行員だった牧村伸郎は、
上司へのたった一言で
キャリアを閉ざされ、自ら退社した。

いまはタクシー運転手。
公認会計士試験を受けるまでの
腰掛のつもりだったが、
乗車業務に疲れて帰ってくる毎日では
参考書にも埃がたまるばかり。

営業ノルマに追いかけられ、
気づけば娘や息子と会話が成立しなくなっている。

ある日、たまたま客を降ろしたのが
学生時代に住んでいたアパートの近くだった。

あの時違う選択をしていたら…。

過去を辿りなおした牧村が見たものとは?

『明日の記憶』著者の最新長編!
                        出版社 / 著者からの内容紹介

図書館で借りた一冊です。

荻原浩さんは好きな作家さんの一人なんですが、
この作品は主人公が冒頭で自分の不運ばかりを嘆くので
なかなか入り込めずに困ってしまいました(^^;

「たら」「れば」を繰り返し、
自分の人生はどこで間違ってしまったのか、と
嘆いてばかり…

ちょっとしたタイミングでお客を逃してしまうのも
ただ不運なだけだと。

でも途中から、成績のいい先輩運転手のマネをしてみたら
これがなかなかうまくいって
それから自分なりの工夫を加えて
それなりの成績をだせるようになります。

人間、自信がつくと変わっていくもんですねー



ま、これは小説ですから
男の人がこんな風に過去の出来事を
あれこれ、あーだったらよかったのに、とか
こうすれば変わっていたかも…なんて
考える人ばかりじゃないとは思いますが、
私が女だからか、それともそんな性格だからか
あんまり過去にこだわらないので、
主人公の過去に対する思い入れとか
過去がらみの妄想とかを
「あほくさー」とか思ってしまいました(笑)

何にしても、今をどうよりよく生きるか、
それが大事なんだと主人公が気付いてくれて
よかったよかった^^
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by koharu1002 | 2008-07-20 23:47 | こんな本、読みました

つられて…

最近、図書館で借りた本ばかり読んでいて
前に買って読んでない文庫が山積みになっているのに
新潮文庫の「2冊買えばもれなくもらえる」というエコバッグにつられて
つい2冊、文庫を買ってしまいました(^^;d0045063_20395477.jpg

買ったのは湯本香樹実さんの「春のオルガン」と
佐藤多佳子さんの「黄色い目の魚」です。


100冊あっても読んだ作品が多かったので
選ぶのがけっこう大変でした。

図書館の本も魅力的だけど
少しセーブして、積んである作品を読まなきゃなぁ…
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by koharu1002 | 2008-07-16 20:42 | 日記

「風の墓碑銘」

乃南アサさんの「風の墓碑銘」を読みました。

d0045063_21255349.jpg東京・下町の解体工事現場から
白骨死体が三つ。
そして大家である徘徊老人の
撲殺事件。

真夏の下町を這いずり回ること
二カ月あまり。
中年の毒気を撤き散らす滝沢の
奇妙な勘働きと、女刑事・音道貴子の大脳皮質は、
「信じられない善意の第三者」でようやく焦点を結んだ。

名コンビは狂気の源に一歩ずつ近づいてゆく…。
                 「BOOK」データベースより

私の好きな音道貴子シリーズです。

今回は貴子の視点と、相方になった中年刑事滝沢の視点と
両方で書かれてあってとても面白かったです。

貴子は前に滝沢と組んだ時に
あからさまに「女の刑事なんて…」という態度をとる滝沢に
何度も嫌な思いをさせられています。

だから今度の事件でまた滝沢と組まされた時、
初めから身構えています。

一方の滝沢は、前回の事件での貴子の働きをみて
貴子に一目置くようになっています。
でもそれは貴子には伝わらない…

そりが合わない、波長が合わない、うまが合わない…
いろいろな言い方をしますが
貴子にとって滝沢はそういう人間です。

それぞれの側からの感じ方やとらえ方を読むのは
読む側からはとても面白いですねー

(もちろん話も面白かったですが)
話の本筋とは別にして、これがなかなか興味深かったです^^



事件はもちろん、二人の活躍で解決するのですが
この犯人はいけない。

ただ自分の私利私欲のためだけに
殺人を犯しておきながら
「究極の選択だったんだっ」とわめくなんて…

音道&滝沢シリーズはまだ続けてほしいですね。
そして心からの和解と信頼を持ち合えればいいなって思います。



ところで、実はこの作品、今日が図書館の返還日でした。
ところがほとんど読んでいなかったので
あわてて昨夜、いえ今朝の4時までかかって読み終わりました。

いやー根性だしましたわ(^^;
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by koharu1002 | 2008-07-15 21:54 | こんな本、読みました

「相棒」

司城志朗さんの「相棒ー劇場版」を読みました。

d0045063_20421495.jpg映画を見て、
ちょっと納得がいかない部分があったので
原作はどうなってるんだろう、
って興味です。

原作を読むと、
これは原作の方がいいかなって思います。

やっぱり上映時間の都合なのでしょうか
少しはしょっていて、流れ的に不都合なところがあった気がします。

でも、それよりなにより犯人が違うのにびっくり!

絶対原作の通りに映画化したほうが良かったと思います。
これなら納得できるもん(--;
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by koharu1002 | 2008-07-13 21:54 | こんな本、読みました

映画「幸福な食卓」

レンタルで「幸福な食卓」を観ました。

かなり原作に忠実につくられていてよかったです。
主人公の女の子も
ホントにどこにでもいるような感じで
私の中のイメージに近かったと思います。

それにしても…
主人公のBF役の勝地涼クン、
どこかでみた顔だと思ったら、昨年のドラマ「ハケンの品格」にでてました。

「幸福な食卓」では中学生~高校生を
同年に「ハケンの品格」でサラリーマンを演じてます。
役者さんてすごい^^
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by koharu1002 | 2008-07-11 23:59 | 映画のハナシ

あっという間…

すっかり忘れていたのですが(ま、それだけ元気だったって事で…)
昨年の今頃は入院していたんですよね。

昨年7月5日に手術。
約一週間で退院しました。

一年がたつのなんて、ほんとあっという間ですね^^
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by koharu1002 | 2008-07-09 23:35 | 日記