小春日記

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げっ…

四月も今日で終わりなんですねー
出勤の日はほんと記事にするネタがなくて…(^^;

明日からまたガソリンが値上がりしそうですね。
息子に言われてたいして減ってないんだけど
とりあえずガソリン入れてきました。

そこは水曜日は女性にだけティッシュを1箱くれるので
それもお得だし^^

今読んでいる小説が市役所を舞台にしていて
とりあえず予算を使ってしまわなきゃいけない、とか
建物を建てるのが目的で
使用目的などはあとからつける、みたいな話があります。

だから道路を作るための暫定税率だとしても
本当に必要な道路なのか?とか疑ってしまいますよね。

なんにしてもなんもかんも値上げの春です(><)
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by koharu1002 | 2008-04-30 17:20 | 日記

「しゃぼん玉」

乃南アサさんの「しゃぼん玉」を読みました。
d0045063_21204024.jpg女性や老人だけを狙った通り魔や
強盗傷害を繰り返し、
自暴自棄な逃避行を続けていた
伊豆見翔人は、宮崎の山深い村で、
老婆と出会った。

翔人を彼女の孫と勘違いした
村人たちは、あれこれと世話をやき、
山仕事や祭りの準備にもかり出すようになった。

卑劣な狂犬、翔人の自堕落で猛り狂った心を
村人たちは優しく包み込むのだが…

文庫本カバー裏より
翔人は愛された記憶がない。
母親には「おまえはどうしようもない父親にそっくりだ」と毎日のようにののしられ、
その父親は飲んだくれては母親に暴力をふるう。

いつの間にか翔人はまともに働く事もせず
女性や老人を狙ってひったくりをして
その日をしのいで暮らしていた。

ヒッチハイクをして乗せてもらったトラックの運転手を脅して
街中まで行くつもりがうっかりと寝てしまい、
真夜中、見知らぬ山奥にほうり出される。

闇の中、自分がどこにいるのかも分からない翔人。

明け方近くに倒れているバイクと
怪我をして血を流している老婆を見つける。

バイクを盗んでそのまま逃げようと思ったのだが
老婆のペースにいつしかのせられ
翔人は老婆を背負って老婆の家まで運んでいく。

老婆はどこの誰ともわからない翔人にご飯を食べさせ、
風呂に入れ服を用意してやる。

いつでも出ていけるのに、でていけない翔人。

近所の年寄りやおばさんは
翔人を老婆の孫だと勝手に思い、なにくれとなく面倒をみてやる。

老婆の知り合いのジゲ爺が翔人に仕事を持ってきた。
山に椎茸や山菜などを取りに行き
それを祭りで売ればいい、と言う。

慣れない山での仕事に苦労しながらも頑張る翔人。

雨が降って山に入れない日、
翔人は祭りの手伝いをしている内に
自分とそう年のかわらない美知に出会う。

明るくて働き者で美人の美知。

だんだんと美知に心惹かれる翔人だが、
美知は通り魔にあったことから
都会での生活を捨て、恋人とも別れて村へ帰ってきた事を知る。

ひったくり、通り魔、強盗…
そう罪の意識もなく繰り返してきた自分の行為。
その行為によってどれほどの人が
傷つき、あるいは人生のそのものまで変わってしまったのか。

初めて気づき、呆然とする翔人。


++++++++++++++++++++++++++++


乃南さんの作品には、時々受けいられないものもあるんだけど
これはよかったですね。

どうしようもない翔人が
山の生活で自分では気づかないのだけどどんどん変わっていく。

人間は一人で生きてるんじゃない。
一人で人間ができあがったわけじゃない。
強くそれを感じました。

宮部みゆきさんの「誰か」の中に
主人公の母親が主人公への教えの中に
「男と女はね、くっついてると、そのうち品性まで似てくるもんなんだよ。
だから、付き合う相手はよく選ばなくちゃいけないんだ。」というのがあると
書かれています。

それは「男と女」だけではなく
一人の人間がどういう人間たちの中で生活していくか、
でもあてはまるのではないでしょうか。

やり直すのはいつからでも遅くない。
翔人にエールを贈りたいです。


この作品で作品の本筋とは全然関係ないところで
とても印象に残ってる部分があります。

雨に降られて家で手持無沙汰にしている時に
翔人が感じた雨の様子がこう表現されています。

…さあ、さあ、と雨戸に何かが好きつける音がする。
そう、ちょうどホースで水まきをしているときのような音だ。
屋根をたたく雨音も、独特の波がある感じだ。
そして、雨だれ。とん、とん。たん、たん。かん、かん。
あれは何かの空き缶にでも当たっている音だろうか。
ちん、ちん。あれはガラスの器か何かか。
ぴちょん。雫が落ちる。
ちょろちょろと、どこかからどこかへ小さな流れが出来ている。
じょぼじょぼ。ほかに比べて激しく水がぶちまけられている。…

同じように田舎の一軒家に住んでいた子どもの頃を思い出しました。
確かに雨の日にはいろんな音がしたもんです。
あの頃は雨の日だって楽しかったなぁ…
時間の流れも、今よりずっとずっとゆるやかだった気が…
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by koharu1002 | 2008-04-26 22:58 | こんな本、読みました

一心寺と花公園

今日は友達とドライブ。
昨日、夜中まで降っていた雨も上がり、絶好のドライブ日和です^^
行先はぼたん桜で有名な一心寺。

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昨日の雨で満開ってわけにはいきませんでしたが
それでもまだまだ十分、きれいでした。
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地面は桜の花びらのじゅうたん、とてもきれいです。
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川面に浮かぶ花びら。
流れる水も澄んでいてとてもきれいな川でした。


せっかくここまで来たんだからと、
くじゅう花公園まで足を延ばす事に。
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ラベンダーにはまだ早く、ちょうど植え替えの時期なのか
少し花がさみしかったです。
でもチューリップがまだきれいに頑張って咲いていたので良かったです^^

いっぱい楽しいおしゃべりをして、おいしい空気を吸って
思いっきりリフレッシュしてきました^^
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by koharu1002 | 2008-04-24 21:43 | 日記

「誰か」

宮部みゆきさんの「誰か」を読みました。
今多コンツェルンの
広報室に勤めるd0045063_218232.jpg
杉村三郎は、義父であり
コンツェルンの会長でもある
今多義親からある依頼を受けた。

それは、会長の専属運転手だった
梶田信夫の娘たちが、
父についての本を書きたいらしいから
相談にのってほしいというものだった。

梶田は、石川町のマンション前で
自転車に撥ねられ、頭を強く打って亡くなった。
犯人はまだ捕まっていない。
依頼を受けて、梶田の過去を辿りはじめた杉村が知った事実とは…。
「BOOK」データベースより

最後まで読んで「そっか、そういう事か…」とは思うのですが
なんとなく後味の悪い感じで終わってしまいました。

読んでいる途中も、いつも宮部さんの作品を読む時に感じる
「ワクワク」が少なかった気がします。
それはなんでだろう?

もちろん読みやすいし、登場人物も個性的で
特に菜穂子さんのキャラクターが素敵で
結婚のきっかけになったエピソードも
主人公の杉村に野心や欲望がなかっただけに
とてもさわやかなんですが、それだけに
ラスト近くに杉村が言われる「(中略)あいにく僕には、あんたみたいに、
愛情なんて厄介なものを抜きにして、
これと狙いをつけた有利な結婚相手を確実に落とすような根性がないんです。
そこまでの戦略性がない。
もっともっと生身の男なもんでね。」というこの一文に
言いようのないやりきれなさを感じてしまいました。

私が杉村なら「おまえみたいな奴になにがわかるんだっ」と
一発殴ってやるんですが…(^^;


「誰か」の中での一番印象に残っている一文は
「人間てのは、誰だってね、
相手がいちばん言われたくないと思っていることを言う口を持ってるんだ。
どんなバカでも、その狙いだけは、そりゃあもう正確なもんなんだから」です。
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by koharu1002 | 2008-04-21 21:44 | こんな本、読みました

「宿命」

東野圭吾さんの「宿命」を読みました。
d0045063_17592455.jpg和倉勇作は医師を目指していたが
父親が脳出血で倒れたため
受験することさえできず、
恋人の美佐子とも別れ、
生活を支えるために、
父親と同じ警察官の道を進む。

10年あまりの時間が流れ、
ある事件の担当になった勇作はかつての恋人美佐子に再会する。
しかし美佐子は、勇作が小学生の時からライバル視し続け
そして一度も勝った事のない瓜生晃彦の妻となっていた。

これはとても面白かったです。

宿敵と思いつつも一度も勝てない相手、瓜生晃彦。
大企業の創業家の長男に生まれ、恵まれた環境で
将来も約束されていた晃彦。
だが晃彦は後継ぎの道を捨て、勇作が志望する大学に楽々と合格し
勇作が目指した医者になっていた。

一方の勇作は、2度目の受験を父親が倒れた事で断念。
初恋の相手、美佐子とも別れ
辛く苦しい青春時代を過ごす。

そんな二人が事件をきっかけに再び出会い
勇作は人生でたった一人だけ本気で愛した美佐子が
晃彦の妻であることを知る。

運命の悪戯を呪う勇作。


犯人はそう意外でもないし、トリックもかなり地味です(^^;
でも東野さんの意図はもっと違ったところにあったようです。
犯人は誰かとか、トリックはどんなだとかではない
違った意外性を追及したんだとか…

私はまんまとそれに乗せられ、
どんどん、どんどん読みすすんで
最後のページの最後の一行で「ふっ」と笑ってしまいました^^
「一番気に入っている意外性であるラストの一行」は
書く前から決まっていたそうです。
そっかー


東野さんの作品は今までにもいくつか読みましたが
「白夜行」でつまづき、私の中では「嫌いじゃないけど…」のレベルだったんですが
(ファンの方 ペコ <(_ _)>)
これは本当に面白かったんで
「ちょっといいかも…」になりました(ファンの方 さらにペコ <(_ _)>)

いくつもの伏線があって
それらがちゃんとひとつになって謎が解き明かされていく…
こういう作品は大好きです^^
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by koharu1002 | 2008-04-17 20:40 | こんな本、読みました

雨にもマケズ

近くの公園の桜です。
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雨にも負けず風にも負けず、まだまだ頑張ってます。
チューリップと競うように美しいです。

こちらは地面いっぱいに散った桜の花びら。
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これもまたきれいでした^^
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by koharu1002 | 2008-04-14 21:57 | 日記

「卵の緒」

瀬尾まいこさんの「卵の緒」を読みました。d0045063_2102587.jpg

「卵の緒」と「7's blood」の
2つの作品からなる短編集です。
2つ合わせても200頁ちょっとしかありません。
「卵の緒」…
育生は自分は捨て子だと思っている。
根拠は「僕は捨て子でしょ?」と
聞いた時の祖父母の反応がおかしい事。
なにより母さんの僕に対する知識があやふやな事。

ある日の授業で、どの家庭にも母と子をつないでいた
「へその緒」があるはず、と教えらた育生は
さっそく母さんに聞いてみた。

母さんはぶつぶつ言いながらも「へその緒」を探し、
持ってきてくれた箱の中には
なんと「卵の殻」が入っていた…
この母さんがとっても面白い。
育生に「卵の殻じゃないか」と詰め寄られると
「育生は卵で産んだんだから」と反論し、「母さんならあるかも…」と思わせる(笑)

小学5年生の育生に、新しく職場に入ってきた男性を
かっこいい、かっこいいとベタほめし、夕食に誘って一緒に食べ
「最近こないねぇ」と聞かれれば
「実はね、母さんさ、朝ちゃんとキスをして、
ついでにそれ以上のこともしてしまったの」と告げる。

育生は、母さんが自分のことを自分のペースで話すのをみていると、
やっぱり、本当の親子じゃないんだなと思ったりする。
でもそれに気づくのが悲しいとか嫌だとかじゃなくて、ただそう思うだけ。

今の世の中、親が子を子が親を愛せなかったりします。
血のつながりがあってもなくても
愛し合うこと、思いあうことが大事なんですよね^^



「7's blood」は家庭の事情から二人きりで暮らすことになった異母姉弟。
ぎくしゃくしながらも、少しづつ心を触れ合わせていく話です。

喧嘩をしてしまい、
姉の誕生日のために買ったケーキを姉にプレゼントできず、
密かに処分しようとして姉に見つかり
二人で腐りかけのケーキを「大丈夫、大丈夫」と言いながら
食べるところは胸がつまります。

この作品も「血がつながっている事だけが大事なんじゃない」と言っているようです。
この作品は、ちょっと温かくてちょっと切ないお話です。
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by koharu1002 | 2008-04-13 21:30 | こんな本、読みました

野菜いっぱいのバイキング

友達に誘われて安岐町の梅園の里「旬菜づくしバイキング」に行きました。

日曜と木曜限定で、日曜は1050円、木曜は880円で
野菜を中心としたバイキング料理が食べられます。

品数も豊富でおいしかったです。

いっぱいおしゃべりをして美味しいものを食べて
大満足の一日でした~♪
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by koharu1002 | 2008-04-10 18:43 | 日記

パックリ~

d0045063_18341654.jpg韓国へ遊びにいった友達から
もらったお菓子です。

某メーカーのお菓子にそっくり(笑)

中国といい、韓国といい…(^^;
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by koharu1002 | 2008-04-08 18:36 | 日記

「Gift」

飯田譲治・梓河人さんの「Gift」を読みました。
d0045063_19422645.jpgひとりの青年が豪華マンションの
クローゼットの中から
瀕死の状態で発見された。

発見したのは
人材派遣会社の社長、奈緒美。

奈緒美はこの部屋の持ち主、岸和田と
横領した厚生省の研究開発費51億円をもって
海外逃亡するはずだった。

しかし岸和田も51億円もきれいに消えていたのだ。

岸和田の失踪の手がかりはこの青年だけだが
彼は自分の名前も年齢も
思い出せない記憶喪失になっていた。

奈緒美はこの青年に「由紀夫」という名をつけ
自分の監視下におくことにした。

この作品は97年に木村拓哉主演でドラマ化されたものです。
ん?ドラマが先なのかな?

ドラマはみてなかったんですが、主演が木村クンだというのは知っていました。
だからどうしてもそのイメージで読んでしまうので
これは失敗だったかな…と思いながら読んでいました(ーー;

でもすごく面白かったです(笑)


初めは51億円の手がかりだけの「由紀夫」だったはずが
だんだんと「仲間」になり「家族」のようになり…

「アナン、」の時もそうでしたが
主人公の引力にひきよせられて
まわりのみんなが何かしら手助けをしたり
守ろうとしたりする姿は
こういうせちがらい世の中ですから
フィクションなんですが、心が救われる気がします。

由紀夫は「届ける」事に異常な執念を燃やします。
それは失った過去にかかわりがあるのでは、と考えた奈緒美は
由紀夫に「届けや」の仕事をさせます。

普通の宅配便には預けられないものばかり。

それがまたいろいろで面白い。

中には本当に危ない仕事もあります…

解説の中に
「失われた記憶とは、宇宙に星が散らばっている状態。
けれどそれを線で結んでいくと、それが星座である事がわかる。
記憶が戻るというのは、星と星が線で結ばれること」
とあります。
とてもわかりやすいたとえです。

由紀夫は何度も危ない目にあいながら
とうとう失われた記憶を取り戻します。

そして記憶の戻った由紀夫の選択とは…



登場人物もいろいろなキャラクターがあって楽しかったですね^^
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by koharu1002 | 2008-04-06 22:24 | こんな本、読みました