小春日記

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2009年 11月 10日 ( 1 )

東野圭吾「赤い指」

東野圭吾さんの「赤い指」を読みました。
d0045063_18102711.jpg少女の遺体が住宅街で発見された。
捜査上に浮かんだ平凡な家族。
一体どんな悪夢が彼等を狂わせたのか。

「この家には、隠されている真実がある。
それはこの家の中で、
彼等自身の手によって明かされなければならない」。

刑事・加賀恭一郎の謎めいた言葉の意味は?

家族のあり方を問う直木賞受賞後第一作。
                     「BOOK」データベースより

東野圭吾さんの「赤い指」を読みました。
本屋で平積みしてある文庫本が
新刊として入庫されたので予約して借りました。


けっして嫌いなわけではないのに
なぜかダメだしをしてしまう東野作品ですが
今回はなかなか良かった(偉そう?…笑)です。

続きが気になって気になって一気読みに近いです。



幼い少女を殺してしまったひとり息子を
かばおうとするあまりに少女の死体を遺棄してしまう父親。

そして盲目的に自分の息子の未来を守ろうと絶叫する母親。

幼い少女にはもう未来はないというのに…
幼い少女の両親の悲しみや嘆きは
一生尽きる事がないというのに…

なんという身勝手な…

読んでいて心が苦しくなりました。


もしかしたらこれはフィクションではなく
どこかに実際あるかもしれない、そう感じてしまう事が
とても恐ろしかったです。


そして罪をきせられそうになった昭夫の母親の悲しみも
想像すると心が痛いです。


でも、お話はそればかりではありません。

ラストは切なくて心温まる話が用意されています。
読後感が悪くないのはそのおかげですね^^
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by koharu1002 | 2009-11-10 18:14 | こんな本、読みました