小春日記

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2009年 11月 09日 ( 1 )

新堂冬樹「僕の行く道」

新堂冬樹さんの「僕の行く道」を読みました。
d0045063_21303133.jpg小学三年生の大志には
パリでファッションの勉強をしている母親から
週一で手紙が届きます。

それをはげみに母親に会える日を楽しみにしています。

ところがふとした事から、母親はパリではなく
瀬戸内海の小豆島にいるのではないかと疑います。

大志は「お母さんに会いに行こう」と
近所に住む六年生の博士こと俊也の手を借りて
父親にも内緒で一人で小豆島へ向かいます。

映画「引き出しの中のラブレター」がよかったので
原作を読んでみようと思ったら貸出中でした。

で、同じ著者のを、と借りたのがこの「僕の行く道」。


この作品もとても温かいです。

大志はまだ小学三年生。
知らない事ばかりです。

岡山行きの新幹線に乗ったはずだったのに
終点で降りてみればそこは新大阪の駅。

親切そうに話しかけてくるホームレス(と思われる)のおっちゃんに
お金を奪われそうになったりします。

どきどきはらはら、です。

でもいろんな人の親切に助けられながら
大志は小豆島へ、
母と写真に写ってるコスモスが咲き乱れる丘へと向かいます。


大志の母親が大志から離れて暮らす理由は
気持ちはわかるけど、正解ではない気がします。
一緒にいる事が大事なんじゃないかと思います。



大志のひたむきな気持ちや
とりまく人々の温かい気持ちで
なんだかとてもいい気分で読み終えました。
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by koharu1002 | 2009-11-09 21:27 | こんな本、読みました