小春日記

koharu02.exblog.jp
ブログトップ

北重人「月芝居」

北重人さんの「月芝居」を読みました。
d0045063_14435788.jpg老中水野による天保の改革で、
無届けの抱屋敷は厳しく取り締まられ
百姓地になる一方、
大名・旗本の拝領屋敷交換という
相対替がさかんに行われた。

そこで動く莫大な金―。

分家に居候中の交代寄合左羽家の江戸留守居役が、
地面屋の謎の失踪・殺人から御上に繋がる大悪と闘う。
                     「BOOK」データベースより

北さんの作品は4冊目です。
前、「汐のなごり」を読んだ時にも感じたんですが
北さんの文章は落ち着いていて大人なんですが、
(私的に)悪くいえばトーンが低いです。
テンションが低いって言うのかなぁ…(^^;

だから途中で読むスピードが落ちてしまいました。
面白くないわけじゃないのに眠くなってくるんです(><)

で、珍しく返却日を延長する事になってしまいました。


でもラストの追い上げが素晴らしく、
「夏の椿」でもそうでしたが
手に汗握るって感じでドキドキしました。
いやぁ、興奮したわぁ…

北さんは情景を描写するのが上手だと思います。
そんなに長い文章で書かれているわけではないのに
そのシーンが映像のように浮かびます。
映画とかドラマとかの原作にはもってこいじゃないかな?^^

ただこの主人公、50歳くらいなんですよね、確か…
もっと若い人だったらもっともっと入れ込むのにな(笑)
[PR]
by koharu1002 | 2009-04-15 14:47 | こんな本、読みました