小春日記

koharu02.exblog.jp
ブログトップ

道尾秀介「背の眼」

道尾秀介さんの「背の眼」を読みました。
d0045063_22342299.jpg「レエ、オグロアラダ、ロゴ…」

ホラー作家の道尾が、
旅先の白峠村の河原で耳にした
無気味な声。

その言葉の
真の意味に気づいた道尾は
東京に逃げ戻り、
「霊現象探求所」を構える友人・真備のもとを訪れた。

そこで見たのは、
被写体の背中に二つの眼が写る4枚の心霊写真だった。
しかも、すべてが白峠村周辺で撮影され、
後に彼らは全員が自殺しているという。

道尾は真相を求めて、
真備と助手の北見とともに再び白峠村に向かうが…。

未解決の児童連続失踪事件。
自殺者の背中に現れた眼。
白峠村に伝わる「天狗伝説」。
血塗られた過去に根差した、悲愴な事件の真実とは?

第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。
                        内容(「BOOK」データベースより)

「骸の爪」「カラスの親指」に続く道尾作品です。
「骸の爪」がこちらの続編になります。

これもなかなか面白かったです。

時々、背筋がぞくっと感じる場面もありましたが
ホラーよりもミステリー的要素の方が強かった気がします。

とても悲しい事件だし、
事件の背景も切ないやるせないものです。

だけど読後感は悪くありません。
それは事件の一場面にかかわった霊視能力のある少年亮平くんと
道尾の最後の会話のおかげですね。




中身も確認しないで三冊借りたら
この作品はかなり厚いのに、その上文章が二段になってました(^^;

持って歩くには厚いので
職場には畠中恵さんの「アイスクリン強し」を読んでいましたが
「二兎を追う者一兎も得ず」で
どちらもなかなか読み終わらず、期限までに読み終わるか心配でした。

この作品は途中まではちょっと時間がかかりましたが
後半はほぼ一気読み。
どうにか三冊とも読み終えられそうです^^
[PR]
by koharu1002 | 2009-04-05 23:12 | こんな本、読みました