小春日記

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北重人「汐のなごり」

北重人さんの「汐のなごり」を読みました。
d0045063_23233341.jpg北前船の着く湊町は
賑やかで慌ただしい。

銭と汗の匂いのする町を舞台に、
想い人を待ち続ける元遊女や、
三十年間、敵討ちの漂泊の果て、
故郷に戻ってきた絵師、
飢餓から逃れ数十年、
行方の知れなかった兄と邂逅する古手間屋、
米相場の修羅に生きる男など、心を打つ六編の物語。
                          「BOOK」データベースより

県図書で予約して借りた一冊。
前の2作品と違ってこちらは短編集です。

「海上神火」「木漏れ日の雪」「海羽山」
「歳月の船」「賽土の神」「合百の藤次」の6編からなっています。

どの話も舞台は水潟という湊町です。

いつも北さんの作品を読むと
大人な文章だなぁって思うんです。
静かで落ち着いていてでも力強いものがあって…
「どういうところが?」て聞かれると困るんですけど(^^;

特に好きなのは「合百の藤次」。
人と人とのつながりは大切だなぁ、としみじみ思いました。



話は変わりますが、
今読んでいるのは山本一力さんの「損料屋喜八郎始末控え」で
最初の話がやはり米相場の話でして、この「合百の藤次」を読んでいたからか
えらくすんなり話がはいってきました。

すごい偶然^^
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by koharu1002 | 2009-02-25 23:44 | こんな本、読みました