小春日記

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宮部みゆき「堪忍箱」

宮部みゆきさんの「堪忍箱」を読みました。
d0045063_2201488.jpg蓋を開けたら最後、
この近江屋に災いが降りかかる…。

決して中を見てはいけないという
その黒い文箱には、
喪の花・木蓮の細工が施してあった。

物言わぬ箱が、
しだいに人々の心をざわめかせ、呑み込んでいく表題作。

なさぬ仲の親と子が互いに秘密を抱えながらも、
寄り添い、いたわり合う「お墓の下まで」。

名もなき人たちの日常にひそむ一瞬の闇。
人生の苦さが沁みる時代小説八篇。
                        「BOOK」データベースより

「堪忍箱」「かどわかし」「敵待ち」「十六夜髑髏」
「お墓の下まで」「謀りごと」「てんびんばかり」「砂村新田」の8編の短編集です。

宮部作品が大好きな私ですが、
これは「面白いんだか、面白くないんだか…」って感じでした。

世の中、何でも救いがあるわけじゃないって事くらい知ってます。
これだけ長いこと生きてますから(^^;

だからこそ、せめてフィクションの世界くらい
かすかでもいい、救いを求めたいんでしょうね。


まず「堪忍箱」でつまずきました(笑)
短い話ですが、読み終わって思わず「なんで?」…




ま、誰にも人には言えない心の闇(そんな大袈裟なものでなくても)ってありますよね。
私だって思う事をすべて言葉にしていたら
きっと誰からも総スカンでしょう(^^;



好きな話は「敵待ち」と「お墓の下まで」と「砂村新田」。
特に「砂村新田」が好きです。

悪い道へ入ってしまった市太郎の
お仲に対するきれいな気持ちがなんか清々しくて良かったです。
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by koharu1002 | 2009-01-10 22:27 | こんな本、読みました