小春日記

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横山秀夫「震度0」

横山秀夫さんの「震度0」を読みました。
d0045063_22455716.jpg阪神大震災のさなか、
700km離れたN県警本部の
警務課長の不破義人が失踪した。

県警の事情に精通し、
人望も厚い不破が
なぜ姿を消したのか? 

本部長の椎野勝巳をはじめ、
椎野と敵対するキャリア組の冬木警務部長、
準キャリアの堀川警備部長、
叩き上げの藤巻刑事部長など、
県警幹部の利害と思惑が錯綜する。

ホステス殺し、交通違反のもみ消し、
四年前の選挙違反事件なども絡まり、
解決の糸口がなかなか掴めない……。
                         出版社 / 著者からの内容紹介

久しぶりの横山さんの作品です。
横山さんの作品は好きなものも多いんですが
これは「うーん…」ですね。

さすがに読ませる力はありますよね。
一気に読んでしまいました。

でもあまりに利己的な人ばかりで、読んでいて嫌になっちゃいました。

登場人物が多すぎだし、
それぞれの人物を中心にたくさんの章があるものだから
誰かに感情移入もできにくいし…

それに、あんなに警察内部の
特に上層部の人間関係ってドロドロしてるのかなーとか思っちゃうし…
文中にもあるけど、人ひとりが行方不明になってるのに
だれも心配してないって、それは冷たすぎるでしょ。

肝心の失踪事件の真相も
ここまでひっぱってこんな事とは…

あ、そうか…
こんな真相なのに上層部の面々が権力志向をむき出しにして
右往左往する様子が結局は面白いのかも…



とりあえずは堀川部長の家庭が少しでも明るいものになる事を祈ります。
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by koharu1002 | 2008-11-10 23:00 | こんな本、読みました