小春日記

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宮部みゆき「おそろし」

宮部みゆきさんの「おそろし」を読みました。
d0045063_0113467.jpgある事件を境に
心を閉ざした17歳のおちかは、
神田三島町の叔父夫婦に預けられた。

おちかを案じた叔父は、
人々から「変わり百物語」を聞くよう
言い付ける。

不思議な話は心を溶かし、やがて事件も明らかになっていく。
                       AmazonHPより

予約して借りました。
宮部さん得意の江戸話です。
タイトル通りにおそろしい話ばかり。
おそろしいけど、悲しい話ばかりです。

主人公のおちかに起きた事件に対するおちかの心の動きは
深いものがあります。
16や17の娘の思う事とは思えないほどです。
やはり昔の人の方が大人になるのが早かったんでしょうね。
なんだかそんな事を考えてしまいました。


主人公をはじめ、登場人物がなかなか面白いし、
読みやすいので一気に読んでしまいました。

ただ最後の話はちょっと中途半端な気がします。
あの土蔵の櫃に中にあった
大元の大元の事件は一体どんなものだったんでしょう?
まだまだシリーズとして続くらしいこの作品、
おいおい語られていくのでしょうか?
あれで終わりでは消化不良の感は否めません。
期待しています。
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by koharu1002 | 2008-11-09 00:12 | こんな本、読みました