小春日記

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瀬尾まいこ「優しい音楽」

瀬尾まいこさんの「優しい音楽」を読みました。
d0045063_19343073.jpg駅のホームで
いきなり声をかけられ、
それがきっかけで恋人になった
タケルと千波。

だが千波は
タケルが自分の家族に会うことを
頑なに拒む。
その理由を知ったタケルは深く衝撃を受けるが、
ある決意を胸に抱く―

表題作「優しい音楽」。
現実を受けとめながら、希望を見出して歩んでゆく人々の姿が、
心に爽やかな感動を呼ぶ短編集。

「優しい音楽」「タイムラグ」「がらくた効果」の3つの短編集です。

「タイムラグ」は不倫相手の男が妻と旅行にいくために
押し付けた子どもを預かってしまうOLの話。

「がらくた効果」は同棲中の女の子が
ホームレスの男を勝手に拾って家に連れ帰ってくる話。

どの話もちょっと優しい気持ちにさせてくれる話です。

一番好きな話は「タイムラグ」なのですが…
正直に言うとどうしても不倫の立場の話って嫌なんですよねー

押し付けられた8歳の女の子、佐菜と
佐菜の祖父の家に行き、
佐菜のお母さんの事を認めてほしいと訴える主人公深雪。
佐菜のお母さんって不倫相手の妻の事なんですよ。

どんだけ人がいいん?って話だけど
私としては古いかもしれないけど
不倫はやっぱりイケナイ事で
不倫の立場で話を書くなら、「図書館の神様」でも思った事だけど
もっとドロドロした話にしてほしいんです。

そんなにいい人なら不倫なんてするなよ、って話だし
耳が不自由でも、それが理由で結婚を反対されても
それでも愛していて結婚したのなら
不倫なんぞに走らずにその愛を貫けよって話だし…

うーん…

それでも「タイムラグ」が一番好きなのは
深雪が不倫相手の妻だという事をおいて
一生懸命に佐菜の母親の立場で祖父に訴えるシーンが好きだからです。


やめちまえやめちまえ不倫なんて。
貴女にはもっとずっといい人が現れますって、って応援したいな…



この作品は図書館になかったのでリクエストしておいたんですが
いつ入るかわからないので本屋さんで見かけた文庫を買いました。
買ったとたんに入庫されるって…(^^;
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by koharu1002 | 2008-10-23 22:47 | こんな本、読みました