吉田修一さんの「7月24日通り」を読みました。
普通の女には、
平凡な未来しかないのかな?
でも、一度くらいは
ドラマみたいな恋をしてみたい-。
間違ってもいいから、この恋を選ぶ。
そう思ったこと、ありませんか?
「東京湾景」の著者がおくる長編ラブストーリー。
「MARC」データベースより
初めて読む作家さんです。
前に「7月24日通りのクリスマス」という映画を観た事があって
「きっと原作だろうな」と、思いつつ借りました。
でもってビンゴだったのですが
設定が微妙に違ってましたね。
小説では主人公の小百合の実家は電気屋ですが
映画では喫茶店でした。
学生の時の部活(サークル)も
陸上部ではなく、確か演劇部だったんじゃないかな…
映画にするにはこの方が華やかですからね^^
クリスマスが近くなってお店に綺麗に飾った大きなツリーがあったのが
妙に印象に残ってます。
あと、お父さんとお父さんの彼女の関係や
弟と弟の彼女との関係も
ちょっとずつ違っていた気がします。
なによりラストが・・・
でも私の記憶違いかも知れないので触れません(笑)
ところで父親の恋人役はYOUでした。
でも原作のイメージからは絶対に浮かんでこない配役です。
ただ実家が電気屋から喫茶店になった事で
この配役が活きるんですよねー
映画は映画で面白かったし
原作は主人公の気持ちがよくわかってまたよかったし…
両方いい作品ってなかなか少ないですよね^^