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小春日記

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吉田修一「7月24日通り」

吉田修一さんの「7月24日通り」を読みました。
吉田修一「7月24日通り」_d0045063_2021357.jpg普通の女には、
平凡な未来しかないのかな?
でも、一度くらいは
ドラマみたいな恋をしてみたい-。

間違ってもいいから、この恋を選ぶ。
そう思ったこと、ありませんか?

「東京湾景」の著者がおくる長編ラブストーリー。
「MARC」データベースより

初めて読む作家さんです。

前に「7月24日通りのクリスマス」という映画を観た事があって
「きっと原作だろうな」と、思いつつ借りました。

でもってビンゴだったのですが
設定が微妙に違ってましたね。

小説では主人公の小百合の実家は電気屋ですが
映画では喫茶店でした。
学生の時の部活(サークル)も
陸上部ではなく、確か演劇部だったんじゃないかな…

映画にするにはこの方が華やかですからね^^

クリスマスが近くなってお店に綺麗に飾った大きなツリーがあったのが
妙に印象に残ってます。
あと、お父さんとお父さんの彼女の関係や
弟と弟の彼女との関係も
ちょっとずつ違っていた気がします。

なによりラストが・・・

でも私の記憶違いかも知れないので触れません(笑)


ところで父親の恋人役はYOUでした。
でも原作のイメージからは絶対に浮かんでこない配役です。
ただ実家が電気屋から喫茶店になった事で
この配役が活きるんですよねー

映画は映画で面白かったし
原作は主人公の気持ちがよくわかってまたよかったし…
両方いい作品ってなかなか少ないですよね^^
by koharu1002 | 2008-10-10 20:06 | こんな本、読みました