小春日記

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「日暮らし」

宮部みゆきさんの「日暮らし」を読みました。
d0045063_2082110.jpg本当のことなんて、
どこにあるんだよ?
江戸町民のまっとうな日暮らしを
翻弄する、大店の「お家の事情」。

ぼんくら同心・井筒平四郎と、
超美形少年・弓之助が、
「封印された因縁」を、
いよいよ解きほぐす。      「BOOK」データベースより

図書館で借りてきた作品です。

宮部さんの作品にでてくる人物は
それぞれが魅力的ですが、それだけでなく
その人物の性格だとか、立場だとか
とりまく環境だとかがちゃんと書かれていて
まるでそこに本当にそういう人物がいるようです。

この作品はいくつかの短編と
タイトルにもなっている「日暮らし」という少し長い文章とでできています。
短編と言っても登場人物は
「日暮らし」にみなかかわってきます。
短編と言うよりも「日暮らし」の伏線のようです。

タイトルになっている「日暮らし」はもちろん面白いのですが
佐吉とお恵の話「嫌いの虫」も
お互いがお互いを気遣うばかりにおきてしまう
夫婦のすれ違いを書いていて、読むと切なくなります。


模倣犯」の時も思ったんですが
宮部さんの作品には「本当にそのとおりです」と
深くうなずいてしまう言葉がちりばめられていると思います。

そこここ抜書きしたいのですが長くなるのでやめます(笑)

定町廻りの井筒平四郎と
その跡取り候補、美形の少年弓之助の話はこれで終わりなのかな?
もっと読みたい気がします。
岡っ引きの政五郎の後ろ暗い話っていうのも
ぜひ書いてもらいたいです^^

上下二巻の長いお話ですが一気に読めてしまいました^^
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by koharu1002 | 2008-06-01 22:59 | こんな本、読みました