小春日記

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「チーム・バチスタの栄光」

海堂尊さんの「チーム・バチスタの栄光」を読みました。
東城大学医学部付属病院の
不定愁訴外来に勤める田口医師はd0045063_21222955.jpg
院長に直々に依頼されて
バチスタ手術の相次ぐ術死の原因を
究明する事になった。

東城大学医学部付属病院の
バチスタチームは
「栄光のバチスタ・チーム」と呼ばれ
天才外科医桐生を中心に
100%の成功をおさめていた。

ところが原因不明の術中死が立て続けに起きたのだ。

連続術死はたんなる偶然なのか
手術ミスなのか、それとも殺人なのか…

田口医師の聞き取り調査が始まった。

「このミス」大賞の受賞作ですね。
先日映画も観にいきました。

病院内部にも、もちろん手術の事などに明るくないですから
難しい言葉や治療の事などたくさんでてきます。
1/3の理解と1/3の想像と1/3のとばし読みでしたね。

でも十分に面白かったです。

とくにキャラクターがどの人物も面白い。

田口医師がはじめ白鳥調査官のイメージを
ゴキブリと表現していましたが
映画では阿倍寛さんがやってるんですよねー(笑)

私は高階病院長と藤原看護師が好きです^^



ところで…

ここから先はちょっとネタばれになるんですが…


結局、この術死は殺人事件だったわけです。
そしてその犯人が犯行理由を語る中に

「(前略)ヒト殺しの資質を持つヒトなんて、
田口先生が考えるほど珍しくはないんです。
普通のヒトがヒト殺しをしないのは、チャンスと勇気がないだけ。
眼の前に機会があれば、誰でも普通にヒトを殺してしまう。
その証拠に、殺人事件があちこちで毎日起こっているじゃないですか。
彼らは時として、他愛もない理由でヒトを殺す。
必要なのは、合理的で強力な動機じゃない。
ほんの少し背中を押してくれる、ささやかなきっかけです。
それさえあれば、ヒトはたやすくヒトを殺してしまう。(後略)」

こう語る部分があります。

最近、通りすがりのなんの罪もない人々が
刺されたり、ホームから突き落とされたりして
亡くなって(殺されて)います。

思わず「ドキリ…」としたのでした。
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by koharu1002 | 2008-03-28 22:03 | こんな本、読みました