小春日記

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「影踏み」

横山秀夫さんの「影踏み」を読みました。
「ノビカベ」と呼ばれる忍び込みのプロ、d0045063_22403285.jpg
真壁修一は、進入した夫婦の寝室で
妻が夫を焼き殺そうとする殺意を感じる。

直後に逮捕された真壁は、
二年後、刑務所を出所してすぐ
夫婦の秘密を探り始めるが、
夫婦は離婚し、
事件も起きていなかった。
あれは思い過ごしだったのか…
最近、読み始めた横山秀夫さんの小説。
すでに好きな作家さんの一人になっているので、
先日、本屋さんでこの本を見かけた時に、
即、購入しました。

期待通りにとても面白かったです。

横山秀夫さんと言えば「警察小説」のイメージがありますが
これは犯罪者が主人公で、ちょっと異色な感じがしました。

いくつかの短編からなっていて
真壁修一がすべての事件の中心にいます。
(主人公なんだから当たり前?)
事件は盗みそのものだったり、
人助けだったり、人探しだったりと
単純に犯罪の話ではありません。

ひとつひとつの話は独立しているのに
実は微妙につながっていて
登場人物が交錯したり、
前の話の続編(?)になっていたりして
「よくできてるなぁ…」と感心しました(^^ゞ

ラストはこういう小説には珍しく(私にとっては)、
ぐっと切なく胸にくるものがありました。
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by koharu1002 | 2007-04-12 22:58 | こんな本、読みました