小春日記

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「OUT」

桐野夏生さんの「OUT」(上・下)を読みました。
雅子、ヨシエ、弥生、邦子は
深夜の弁当工場で働く(表向きは)仲の良い四人組みだった。

d0045063_091840.jpgある夜、弥生は夫を殺してしまう。
困った弥生は雅子に助けを求め、
雅子はヨシエと共に
弥生の夫の死体をバラバラにして
ゴミとして捨てる事にする。

邦子は自分自身の勝手な理屈から
雅子とヨシエの
死体解体作業に遭遇し、お金ほしさに手伝う事になる。

ここから仲の良かったはずの四人に微妙なズレが生じ
それぞれの心の闇が破滅への道を歩み始める…
なんか、すごい物を読んでしまった感じです(--;

面白いとか、そんな事をすっとばして
ちょっとしたショックを受けました。

どうなんでしょうね、まわりにここにでてくるタイプの人間がいないので
よくわからないけど、
一見、普通の主婦にこんな事ができるんだろうか、と
思ってしまいますね、やっぱり。

桐野夏生さんの作品は初めて読みました。
読みやすいし、登場人物の個性もわかりやすくて
嫌いじゃないんだけど
あまりにも描写がグロテスクだったので
他の作品を読むのに二の足を踏んでしまいそうです。

確かこれってドラマ化されてTVで放送されたはず…
死体解体なんてどれだけリアルに表現されたんだろう?
あまりリアルだと気持ちが悪すぎるし
現実味がないと話に迫力が生まれないし。

それに対峙する佐竹と雅子のラストはどう描かれたんだろう?

見たいようで見たくない気もする…
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by koharu1002 | 2007-04-07 23:53 | こんな本、読みました