小沼真次は「小沼産業」という大企業の
御曹司という立場を捨て
小さなアパートで、やはり父の元を離れた母と
妻と二人の子どもと暮らしている。
真次には同じ会社で働くみち子という恋人がいた。
ある日、真次は気乗りがしなかった同窓会に出席し
そのせいか思いのほか酔ってしまい、
帰宅するために乗り込んだはずの地下鉄で
不思議な体験をする。
真次は東京オリンピックの開催にわく三十年前に
タイムスリップしていたのだ。
そしてその日は真次の兄、小沼昭一が
地下鉄に飛び込んで自殺した日でもあった…
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小沼真次とその恋人、みち子が体験する
数々の「過去」の出来事。
それはどういう意味をもっているのか。
そしてどうして二人が経験するのか。
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