横山秀夫さんの「クライマーズ・ハイ」を読みました。
面白い、なんていうのを超えちゃって、すごい!って感じでしょうか。
かなり長い本なので長丁場にかまえて
病院の待ち時間とかに
ちょこちょこと読んでいたのですが
途中から俄然、面白くなって
一気に読んでしまいました。
今日は仕事だって言うのに、
結局、電気消して布団にはいったのは、
3時前でした(^^ゞ
今朝の眠かったこと…
新聞が出来上がるまでの経過がものすごくリアルで
取材でこんなに書けるものなのかな、と思っていたら
この小説の題材となった御巣鷹山の日航ジャンボ機の事故の頃、
作者の横山秀夫さんは群馬の地方紙の記者だったそうです。
現場じゃなきゃわからない緊張感ってやっぱりありますよね。
読む側が緊張してしまうほど追い詰められた局面と
山を越えたあとの静かな(だけど穏やかではない)時間とが
うまくリズムになって
飽きさせず読ませてしまう感じです。
うまく言えないけど…