小春日記

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宮部みゆき「魔術はささやく」

宮部みゆきさんの「魔術はささやく」を読みました。
自殺として扱われた事件が二つ。
三つ目は交通事故での死亡だった。
死亡したのは三人とも若くて美しい娘だった。
三つの死は関連性のないもののように見えるが
実はあるひとつの事件をきっかけにおきた連続殺人だったのだ。

主人公の日下守は、その交通事故で加害者となってしまった
タクシー運転手の甥だった。
「信号は青だった」という叔父の言葉を信じ
事故原因をさぐるうちに
知らず知らず事件の真相にせまっていく。

これは前に読んだ「龍は眠る」の解説で紹介されていた一冊で
古本屋さんで見つけて買ったものです。

面白かった。すごく面白かったです。

事件も特殊だし、犯人も犯行の手口も特殊だと思うけど
事件の背景は本当にありそうな話で、ちょっと怖いです。

ただ守と守の家族(育ててくれている)がみないい人で
守もとても魅力的な少年で
それが気持ちのいい風のようで
陰惨な事件に救いを与えたんではないかと思います。
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by koharu1002 | 2006-08-03 22:03 | こんな本、読みました