小春日記

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貫井徳郎「悪党たちは千里を走る」

貫井徳郎さんの「悪党たちは千里を走る」を読みました。
d0045063_2254843.jpg真面目に生きることが嫌になった3人が企てる、
「人道的かつ絶対安全な」誘拐―?

『慟哭』の著者がユーモアとスピードたっぷりにおくる、
誘拐ミステリの新境地。
               「BOOK」データベースより

初めて読む作家さんです。
新聞の書評欄にこれではない作品ですが載っていて
この作家さんは読んだことないなぁ、と思って借りてみました。

なかなか面白かったです。

カード詐欺程度の悪しかできない小悪党高杉と
その小悪党を兄と慕うちょっと足りない園部と
有名絵画のコピーをリトグラフだと売りつける美人詐欺師菜摘子と
頭はいいけれどちょっとかわいくないお金持ちのお家のおぼっちゃん巧くん。

キャラクターがまぁよくあるような設定だけど
それぞれがそんなにワルじゃないとこが気に入ってます。

物語もテンポがいいのでさくさく読めます。

ユーモアもたっぷりだし、笑えます。

誘拐につきもののお金の受け渡しは
新しい発想だけど現実的かどうかはわかりませんね。

それにせっかく刑事さんも登場したのに
巧くんが解放されてからの親や警察の対応に全く触れてないのは
ちょっと残念でした。

最後の章で扱うならこっちでしょう、って感じかな(^^;


でも全体的に楽しく読めたので全然OK~です^^
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by koharu1002 | 2010-01-10 23:17 | こんな本、読みました