小春日記

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諸田玲子「楠の実が熟すまで」

諸田玲子さんの「楠の実が熟すまで」を読みました。
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将軍家治の安永年間、帝がおわす京の禁裏では、
出費が異常に膨らんでいた。

経費を負担する幕府は頭を痛め、公家たちの不正を疑う。
が、確証はなく、探索に送り込んだ者たちも次々に命を落とす。

御徒目付の中井清太夫は、最後の切り札として、
姪の利津に隠密御用を命じる。

御取次衆の下級公家、高屋康昆のもとに嫁ぎ、
証拠を押さえるのだ。期限は秋、楠の実が熟すまで。

利津はひとり、敵方に乗り込む…。
女隠密、利津の運命は。
                    「BOOK」データベースより

新聞の書評欄で見かけて読みたいと思っていたら
新刊の棚に並んでいたので借りてみました。

初めて読む作家さんです。

「女隠密」っていうのにちょっと想像をふくらませすぎたかも知れません。
案外普通だったので「ふうん」って感じでしたが
読みやすいし、主人公の利津の気持ちの変化もわかりやすくて
面白く読めました。

ただ、謎ときが意外と簡単で
ミステリーとかサスペンスとかというのだと
ちょっと物足りないかな、と思います。

それに(私が)思った通りに話が進んでいくのも
少し残念でしたね。


でも、好きな感じの作風ですから
続けて何冊か読んでみたいです。
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by koharu1002 | 2009-11-24 22:24 | こんな本、読みました