真保裕一さんの「アマルフィ」を読みました。
母娘でローマに旅行にきていた9歳の少女が
何者かに誘拐される。
邦人保護担当領事の黒田は、少女の父親を演じた事から
母親と協力し、事件解決に走る。
久しぶりの真保作品です。
一時期、この作品の映画のCMが
相当量流れていましたね。
映画は観てませんが「どんなんだろう?」の興味で
予約を入れていたら案外早くに借りられました。
まぁ、おもしろかったと思います。
どうやらこの作品は
まず映画ありきで始まったらしく
どちらかといえばノベライズに近いのではないでしょうか?
だからかすごく映像にしたら面白いだろうなぁ、ってシーンが多かったですね。
でも、主演が織田祐二さんだと知っているせいで
どうも「踊る~」の織田さんがちらついてしまい
ちょっとマイナスになったかもしれません。
(別に織田祐二さんが嫌いなわけじゃないんですが…)
最初は話があっちへこっちへいくので
ちょっと退屈でしたが、ラストは怒涛の進み方で
一気に読み終わりたかったのですが
昨夜は娘とみぃがきていて
早くに明かりをおとさなくてはならないのが非常に残念でした(笑)