小春日記

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三浦しをん「神去なあなあ日常」

三浦しをんさんの「神去なあなあ日常」を読みました。
d0045063_8542843.jpg美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。

先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。
しかも村には秘密があって…!?

林業っておもしれ~!

高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは
三重県の山奥にある神去村。
林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。
                   「BOOK」データベースより

新刊の棚で見かけ、
「この作家さんのは読んだ事ないなぁ」程度で借りたこの本。

これがとっても面白かった^^


「高校を出たら、まあ適当にフリーターで食っていこうと思っていた」ような主人公が
卒業式の直後、担任の熊やんに「おう、平野。先生が就職先を決めてきてやったぞ」と言われ
母親からは「これをコピーしてあんたの友だちに配られたくなかったら、
おとなしく神去村に行きなさい」と自作の詩集を人質ならぬ物質にされ
父親からの餞別三万円を持たされて、家を追い出されてしまいます。

放りこまれた先は、携帯も圏外になるような山の中。
林業の現場で研修生として働くことになります。


始めは「林業なんてかっこ悪い」と思っていた勇気。
何度か逃亡を企てたりしますが
親方や先輩と働くうちにだんだんと山の魅力に
山の仕事の魅力にとりつかれます。


こういう人間が成長していく話って大好きですねー^^


勇気を取り巻く人々も魅力的です。


短髪を金色に染めているヨキ。
行動は粗暴だけど、山の仕事は天才的な才能の持ち主です。
若いけど先を見通す力を持つ、おやかたさんこと清一さん。
清一の奥さん、祐子さんの妹の直紀。
直紀は密かに清一に恋心を持っています。
その直紀にほれてしまう勇気。

他にもヨキの奥さんのみき。
ヨキの祖母にあたるしわくちゃの饅頭みたいな繁ばあちゃん。
山の仲間の三郎じいさん、巌さん、
それぞれいい味でてます^^


一年の研修期間でしたが
一年すぎて神去村に残ろうと決心する勇気。

勇気、頑張れっ。
仕事にも、恋にもねっ^^
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by koharu1002 | 2009-08-20 08:57 | こんな本、読みました